四季っちゃぁ

そういえば愛蔵版ボックスも買ったんだっけな……
結局本棚の奥の方に封印されてしまっている現状。


『四季』はクセが強かったなぁ、と思い返してみる。


春は名作だったなぁ、と記憶してます。
非事件型のミステリとしては、最高クラスの出来だと思います。


夏もまぁまぁ良かった。
「あぁ、いいなぁ、こういうの」と思わせる出来。


秋は完全にS&Mシリーズ、Vシリーズのファンブックだと。
萌絵ちゃん可愛いとか保呂草さん格好いいとか言うための本。
ファンとしては面白かったですけど、小説としてはどうかな?
個人的には練無きゅんが出てこなかったのが残念とか言ってみる。


冬は「四季様すげー」本。
桃源郷の裁判長じゃなくて、天才の方の四季様。
やっぱり「四季様すげー」って言うための本じゃないかな。と。


思い返して、
文庫新シリーズが出る頃に読み返すのは正解かどうか自信がなくなってきた。