最近買ったもの

色々買いました。


Death Metal
Cannibal Corpse "The Wretched Spawn"
Deicide "The Stench of Redemption"
Malevolent Creation "Envenomed"
Morbid Angel "Gateways to Annihilation"
Obituary "The End Complete"
Obituary "World Demise"
Pestilens "Consuming Impulse"
Pestilens "Testimony of the Ancient"


Deathrash
The Crown "Deathrace King"
Deathchain "Deathrash Assault"
Defleshed "Fast Forward"
Evildoer "Terror Audio"
The Haunted "The Haunted made me do it"
Legion of the Damned "Sons of the Jackal"


Doom Metal
Cathedral "The Ethereal Mirror"
Cathedral "Endtyme"


Folk Metal
Korpiklaani "コルピの酒盛り"


Grindcore
Carcass "Flesh Ripping Sonic Torment"
Carcass "腐乱屍臭"
Napalm Death "Scum"


Progressive Death Metal
Opeth "Deliverance"
Opeth "Damnation"


Thrash Metal
Megadeth "Rust in Peace"


「最近」はこの辺かな?
全部についてあれこれ書く気にもなれないので、幾つか。


Deicide "The Stench of Redemption"
Deicideは3rd "Once upon the Cross"だけ持っていたのですが、
どうもイマイチな印象でした。
が、このアルバムは凄い。
"Once 〜"が、言うなれば「凄まじい殺気」であるのに対し、
"The Stench 〜"は「殺気に"殺し方"が備わっている」と言えば良いでしょうか。
兎に角、展開が上手い。
攻撃性にメロディが上手く融合しているせいでしょうかね?
メロデスとは違うアプローチの、真の「メロディックデスメタル
そのお手本であり傑作。


Evildoer "Terror Audio"
上に挙がっているバンドの中では、恐らくダントツでマイナーなバンド。
デスラッシュとして認識しましたが、むしろニュースクール・スラッシュなのかも。
重さはさほどなく、ひたすら斬りつけてくるようなスラッシーなアルバムです。
超格好いい。
たまにこんなのが見つかるからマイナーバンド探索は止められない。
ライト!ハンド!サーバント!!


Cathedral "The Ethereal Mirror", "Endtyme"
ドゥームメタルは同バンドの3rdしか持っておらず、
このアルバムは、暗いと言っても不穏で不気味で、陽気な暗さ。
そんなわけで、ドゥームと言うとそのアルバムのイメージが強かったのです。
で、これじゃいかんと、ドゥームらしいドゥームを聴いてみようと言うことで、
ついつい2枚も買ってみたのですが……
うーん、これは私には、まだ至らぬ境地だな……


Korpiklaani "コルピの酒盛り(原題:Karkelo)"
フォークメタル初体験です。
森メタル、
旅メタル、
宴メタル、
メタルの妖精、
メタルスナフキン
フィンランドの陽気な飲んだくれ親父、
コルピクラーニの6th。
取り敢えず酒が飲みたくなるバンドですね。
全体的に暗い曲の多い私のライブラリの中に一筋の明るさをもたらしてくれました。
陽気なネタバンドというイメージが強いこのバンドですが、
格好いい曲は格好良く、しっとりした曲もちゃんとしっとりキメてくれます。
ウォトカ!ウォトカ!
(……しかし1曲目で"ウォッカで乾杯"とか言っておきながら、
 5曲目で"酒でも飲むか"とは……これだから酔っ払いは……)


Carcass "腐乱屍臭(原題:Reek of Putrefaction)"
私の知る限り最も酷い曲名"イボイボ尿道声明"を含むCarcassの1st。
ちなみに"Flesh 〜"はボーナストラックとして丸ごと付いてきました。
お得!
Carcassは3rdしか持っていなかった私にとって、
このアルバムは「これは酷い」でした。
「吐き気のするようなアルバム」と呼ばれる由縁が分かりましたよ。ええ。
死体ジャケも生で見るとかなり迫力ありますね。


Napalm Death "Scum"
初期Grindcoreの立役者にしてDeath Metalにも強い影響を与えた、
ある意味では今日のエクストリームミュージック界の作り手である、Napalm Death
世界最速のバンドとも言われ、このアルバムでも瞬間最高BPMが672(!)とか。
具体的に言うと、1秒間に3小節ほど進むことになります。
なんだよそれ。
1曲1曲も以上に短く、28曲33分で、1分未満の曲は12曲。
なんだよそれ。
最も短い曲は、実演奏時間より余白の方が長い、1秒未満の曲"You Suffer"。
なんだよそれ。
全体的に聴いた感じでは、曲というより「フレーズ集」な気もしてきました。
なんだよそれ。


Opeth "Deliverance", "Damnation"
これは2作で対になってるとか。
黒を基調とし、Opethとしては若干激しめな"Deliverance"
白を基調とし、優しく柔らかい"Damnation"
発表順とは逆ですが、"Damnation"→"Deliverance"と、曲が繋がってるようです。
実は"Damnation"はしっとりめだと聞いて、
対の"Deliverance"と同時じゃないと、いつまで経っても買わなくなりそうだったので、
と、買ったのですが、
どうも"Damnation"の方が気に入ってしまったかなぁ?と。
全体的には、どちらもOpethの"動"と"静"を抽出して煮詰めた感じです。
他アルバムみたいな、交互展開は少ないですね。