世の中には本当に格好いい人ってのもいるもんだ

さて、世間というものにあまり関心がない私、漣ちゃんは、
ついさっき(PM23ごろ)、初めて米バージニアの事件を知ったわけですが。


まぁ、犯人がどうこうとか、その国籍がどうこうとか、
そういう話がホットな気もしますが、そういうことを言うのは苦手なもんで、
とりあえず、世の中には本当に「格好いい」って人もいるのだってことを、
感動したので、後々まで忘れないように書いておこうかと思うのです。


何だかとにかく、米・バージニアの大学だかで銃乱射事件が起こったわけですが、
その中で、学生を守るために盾になった教授がいたそうなのですね。
犯人が銃を撃ちながら迫ってくる中、進路を絶つために、
自らの体で講義室のドアを押さえつけ、銃で撃たれて亡くなった教授。
リビウ・リブレスク教授。


普通の人間に出来るようなマネではないです。
犯人に向かっていくとか、学生を逃がすために囮になるとか、
そういうことなら、まぁそれでも凄いですけど、出来ないことはないと思うのです。
でも、「盾になる」ってのは、
本当に並大抵の勇気では思い付くことさえ出来ないと思うのです。


ユダヤ人で、WWⅡのホロコーストの生存者だっていうのだから、
結構なお爺ちゃんのはずで、
そういった経歴からも、彼はもう休んでしまっても誰も文句なんか言えないというのに、
どちらかと言えば、守られる側であっても何の不自然もないというのに、
彼の何分の一も苦労してはいないだろう若者たちを、
むしろその身を挺して守るというのは、本当に格好いいことだと思うのです。


そういう人物が存在したということはとても素晴らしいことだと思うし、
そういう人物が亡くなったことは、本当に悲しむべきことだと思うのです。
心から冥福を祈るとともに、そのことをずっと忘れないように祈りたいと思うのです。