ぺけぷーも5年になりますか

そういえば、winVISTAが出たって話だそうですね。
前回のXPからもう5年経つんですね……そりゃ新OSも出るってもんですよ。


どうにも、見た感じ、インターフェースが格好いいみたいですね。
デスクトップに3D採用?とか、そんな感じ?
とりあえず、ウィンドウが3Dで並んでるのを目撃しました。
格好いいっちゃぁ格好いいですが、正直重いだけ。
どうせ飽きてクラシックに戻す人が全体の半分。
残りの半分の内訳は、ライトユーザー98%にノーマルユーザー1%、ヘビーユーザー1%。
普通に使う分には、無駄で重いだけです。
初めて起動したときの「おぉー」を味わうだけで充分です。
それでおしまい。


そもそも、そんな環境で快適に動かせるかどうかが疑問。
CPU他、処理系の進化は結構前に頭打ちになった感があるのですが。
果たして、今のPCにVISTAを使う利点があるのか否か。
MSの仕様(初期バグ)を除いても、初起動の「おぉー」以外に価値は皆無かと。
重たくなるだけです。
原発賛成派で、出来得るだけ電力を使ってみたい人以外に、
使う意味があるのでしょうか?
あぁ。「俺、早速だけど新OSなんだぜ」みたいな自慢でしょうか?
それでも、単にオタクに見られるだけで、利点はないですよね。
で、実際のオタクは「は?新OS?バグだらけで怖くて使えねーよ(プゲラ」とか。
一般人からもオタクからも蔑まれたいドMな方にオススメ?


そもそも、MSが新OSを出すことに意味があるのかどうか?
ある意味じゃ、MSにXP以上の完成度を求めるのも虚しいだけな気もするのですが。
95は革新的でした。98はそれを拡張した感じでまぁまぁでした。
でも、それ以降のMSはどうなのかと。
Meは、まぁ、言わずもがなで、
2000は性能は良かったけど、win唯一の利点である"汎用性の高さ"がイマイチ。
本末転倒も良いところ。
XPは間を取った形で、重いけど、まぁ、MSにこれ以上は期待しちゃいけないよね、
っていう意味では、まぁ、完成形だったと思うのですが。
汎用性と高機能。
異常なおせっかいを除けば、まぁ、XPは良いOSと言ってもいいんじゃないでしょうか?
尤も、2007年現在の話ですが。
出た当初は、山のようなバグと仕様と、鬼のような重さで悪評が高かったからね。
時代が追いついた形で、XPは(まぁまぁ)優良OSとなったわけですが。


で、VISTAですか。
XPの時でさえ、ハードの性能が追いつききってなかったというのに、
MSはこれ以上の何を欲するのでしょう?
さらなるハード性能の向上?
要するに、
新しいOS(win)が出れば、それを快適に動かすためにハード性能が進歩するって。
自ら反面教師的な役割を演じてどうするんだ?
ハード側が「仕方ねーなぁ」とかぼやいてるんじゃないかと、心配でなりません。
それとも、MSはこの世の何よりもハード性能の進歩を求めているのでしょうか?
なんだそりゃ。


ってか、確かにMSが新OS出せばハード性能は上がるのでしょうけど、
普通、ソフト側は「より軽く」を求めないかい?
それとも、それだけの脳がMSにはない?
あぁ、いや、流石にそれくらいは分かっているでしょう。
要するに、MSはハード性能の向上を促したいのですよ。きっと。
でも、この方法って、不良と教師の関係にメカニズムがそっくりだよな。と。
どうしようもない不良を相手にすることで、
教師の経験というか、腕というか、そういうのが上達するの。
良い子ばっかり相手にしてても良い教師にはなれないよね。って話。
それと同じメカニズムです。
自ら不良役を務めるとは、流石、世界のMS。
自己犠牲の心が立派すぎます。