今日の一冊「QED 百人一首の呪 (講談社文庫)」高田祟史、著

今回から読み始めたQEDシリーズの一巻目。


テーマが「百人一首」で、苦手分野でした。
ので、正直、小説中の薀蓄の90%はサッパリ理解できず……
無駄に難解に感じましたよ。ええ。


あと、探偵役の桑原祟が、やたら強烈な性格設定を持ちながら、
読む限りでは、その個性が半減しているような気もします。
喩えて言うなら、関口氏の前では凶悪なまでの個性を放つ京極堂が、
木場修の前だとただの変人クラスにまで下がる。って、さらに分かんねぇなw


推理すべき謎については、25%ほど私の専門分野で、理解しやすかったです。
面白かったですけど、結構粗いなぁ、とも。
まぁ、一冊目ですしね。


QED 百人一首の呪 (講談社文庫)