最近買ったCD

今月は色々買ったのですよ。
……amazonが先日の記事に書いたようなマネに出なければ、もっと買っていたところでした。
http://d.hatena.ne.jp/renkurage/20091201#p1


Carnal Forge "Testify for my Victims"
Demiricous "Two (Poverty)"
Cynic "Focus"
My Dying Bride "The Dreadful Hours"
My Dying Bride "A Line of Deathless Kings"
Opeth "Blackwater Park"
Opeth "Ghost Reveries"
Opeth "Watershed"


本当は以上に加え、SadistとLegion of the Damnedを買う予定だったのですが。


Carnal Forgeは、デスラッシュのつもりで買ったのですが、
こりゃメロデスですな。
アグレッションはあるのですが、それ以上にキラキラピロピロしてると言うか。
メロデスとして聞けば、まぁ悪くはない。
けど変に低音弱くて薄くて軽い気もするんだよなぁ……
……最近Meshuggah、MDBばっかり聞いてるせいか?
とは言え、Burning Edenのイントロだけでも価値はあるかな?とか。


Demiricousはこの中じゃダントツでマイナーか。これもデスラッシュ
どことなく跳ねるようなファンキーな感じかと。
こちらはCarnal Forgeと違って、デスラッシュだなぁというデスラッシュ
若干グラコアっぽいかも?
ゴツゴツザクザクしてて、まぁまぁ。


Cynicは一応プログレデスなんですが、これはデスどころかメタルで良いのか迷う。
音も雰囲気もエレクトロ(?)で、有名どころを挙げればダフトパンクみたいな?
と、ダフトパンク好きな友人6に怒られかねないような感想。
そっち方面は全く聞かない私ですが、結構気に入ったので、
音楽としてのレベルがそもそもかなり高いのかもしれませんよ。
ところどころデスっぽいリフとかあるんですが、
気付いたら離れてるかなぁ、と。


あとはMy Dying BrideとOpeth尽くし。
特にMy Dying Brideは、これで10枚中1、4、5、10を除いたフルレンスが揃ったことに。
揃った?
所有CDの再生時間は6枚で7時間(420分)と、
続くIn Flames(6枚5時間)を軽く蹴散らす圧倒的長さ。
そもそも曲が長すぎる。
Opethは、今月頭にBlackwater Parkを買って、
いきなり嵌り込んで、颯爽と2枚買い足しました。
……以前は長い曲なんてたるくって聞いてられなかったのですが、
MDBですっかり慣れてしまった、と言うか調教されてしまったと言うか……


MDBは7thと9thですね。
6thと8thは持っていたので、大体その間くらいとその後みたいなくらい。
いつも通り、所々格好良くて全体としては鬱々と暗い。
7thは「まさかの原点回帰」と言われてます。
MDBは一般的に2nd、3rdが最高傑作と言われていて、
当時は「自殺する気さえ起こらなくなる」と言う、メタルとして変な名声を得ていたのです。
それが、4thで普通の(暗くてたるい)メタルになって、
5thではニューウェイブに近づいた、と言われてます。
そんな調子だったのが、6thでいきなり2nd、3rdに近いような音楽性になって、
7thではうっかり絶頂期を通り越して1stに近づいた、とか何だとか。
そもそも1stのリメイク曲が入ってても全く違和感がないという……
とは言え、肝心の1、4、5を持っていないので比較はしにくいのですが、
どちらかと言うと最近の曲の雰囲気だよなぁ、と感じました。
つまり、自殺するだとかしないとかじゃなく、むしろ暗くて耽美的な方向に傾いてるような?
私は別に自殺したいわけでもしたくないわけでもないので、
初期よりこっちの音楽性の方が好きかもなぁ、と。


Opethは、何て言うか凄い。
こちらもMDB程でないにしても長い曲が多く、全体的に暗くてどことなく耽美的なので、
ちょっと聞いただけだとゴシックっぽい気もするのですが、
しっかり聞き込むと、むしろプログレをベースにデスを加えた感じです。
超格好いい。
何より、ベースがゴリゴリと凄く活躍するのが格好良すぎます。
格好いい。