道楽の求道

よく「好きにやれば良い」と聞きます。


ここしばらくパイプを頑張っていて、
身近にパイプ吸いのいない私はどうしてもネットなんかで情報を仕入れるわけです。
パイプって、そう独力で吸えるようになるようなモンじゃないですからね。
それで行く先々、ってほどでもないけど、よく目にするのが↑の意見。
大抵は「上手く吸えへん!」という意見に対して、
誰かが難しいこと言って、それを窘めるような形で出される意見です。


まぁ実際そうです。
そうなんですけど。
道楽者の業の深さは「楽しみの為なら辛い修行も厭わない」点にあると、
最近そう思うようになりました。
どれだけハードルが高くとも、
どれだけ辛い思いをしても、
その先にある快楽のために道楽者は突き進むのだなぁ、と。
今の小さな楽しみより、後の大きな快楽を目指す。
おまけに、そう甘い蜜を味わったところで、「良識者の『良いこと』」なんて無いんだから……