コウモリよ、私は帰ってきた

超久しぶりにゴールデンバット吸ったら美味いのなんのって。




学校で文句言われて減煙数ヶ月な私ですが。
まず言われたのが、「強いの吸ってるから匂いがキツいんじゃね?」
なので、減煙始めてから、真っ先にやったことがバットのリストラでした。


それからさらに、昼間の喫煙を止め、
徐々にタバコを弱く匂いの少ないものにし、
部屋に消臭剤を設置し、
朝はシャワーを浴びてからは吸わず、
リセッシュで服をビショビショにしてから学校へ行く、
という生活をおくっていたのですが、
どういった訳か、事あるごとに文句を言われる。
ってか「今さっき一服してきました」
と言わんばかりの匂いで研究室に入ってくる人間はスルーで、何で私ばかり……


そんな折、数少ない喫煙者の友人T氏が、
「換気扇の下で吸ってりゃ、そんなに匂いつかないよ」と。
(ってか貴方、たまに私からも分かるくらい匂いついてるんですけど……)
その時は「何故に自分の家でまで自由を奪われなアカンのや……」
なんて思ったのですが……


最近パイプとキセルを始めてから、「また匂いが強くなった」と文句を言われ。
ってか、この前パイプを吹かせたら、最初の一吸いの濃い煙がPCの方へ流れ、
「うはーっ、アカン!PC壊れてまうやんけーー!!」
とドン引きし……
(蛍光灯の光じゃ分からないんです。太陽光ってすげぇな。)
仕方なく台所へ避難。
換気扇をONにし、プカプカとパイプを燻らせたのです。
そうしたら、いつものように「ながら」で吸っていたのではなかったせいか、
いつもなら数分で消えてしまうパイプの火が、その時は数十分ほど保ちました。
味も美味いのなんのって。
ハンターハンターでシュートが手の上に乗っかったのと同じように、
これぞ最適なスタイルだと確信した私は、それ以降パイプは必ず台所で換気扇回して。
紙巻煙草も基本的には同様に、と。


そうしたところ、翌日友人N氏に、
「あれ?今日はあんまり匂いしないじゃん。」と言われました。
前日にはきっちりパイプを2本もふかしたのですが……
何という変わりよう。
ってかこんなに露骨に効果があるのか……


そんなワケで、
「1回吸うのに発生する煙の量は、パイプは紙巻とは比べものにならんのに……
 もしかしたら苦労して、弱くて匂いの少ないタバコなんて探して吸う必要ないんじゃ?
 ってか、そもそも紙巻煙草の強さなんてフィルターで調節してるんだし、
 わざわざ弱いのを吸うことに意味なんてないんじゃないか?」と考えた私。
台所で吸ってると暇になって、普通のサイズ(85mm)のが長く感じてきたこともあり、
短くて(70mm)美味しいゴールデンバットに戻ってきたのです。
数ヶ月ぶりのバットは、冒頭にも書きましたがとても美味く、
思わず目頭が熱くなってきました。


以降は順次、好きなタバコを吸うことにしました。
取り敢えず週末には缶ピースでも買ってくるか。


台所で吸うのは面倒なこともあり、
結果的には吸う本数自体はかなり少なくなってしまいました。
でもまぁ、不便さはその一服の至福に昇華される。
回り回って、本当にタバコが美味い。