あーもー知るかって感じですよね

どうも。
一昨日あんなことを書いていたのに、
ついうっかり昨日今日と京極を読みあさってました。
陰摩羅鬼の瑕、ね。
で、すっかりザックリ鬱ってました。
(´・ω・ω・`)


(´・ω・ω・`)以下、少々ネタバレ(反転)。

元々ミステリ方向から京極読み始めたような人間なんで、
トリックとか犯人とか事件の真相とか、そういうのに、まず目が行くのですが、
大体半分くらいでそういった諸々は分かってしまったのです。
ミステリとしては超簡単な部類。
どれくらいって、森博嗣の「笑わない数学者」レベル。
っつーか、開幕第一章で真相全てが語られてしまってますがな。
んでも、その頃には、すっかりこちら側が『憑かれて』しまって、
それ以降は完全に『憑き物』を落とすのに読んでる感じでした。
ミステリとしてはアレな感じですが、物語としては名作の部類です。
最後の最後まで「救われない」物語だったのですが、
最後できっちり憑き物も落とし、美しく纏め上げているのが素晴らしいと。
これ、最後まで一気に読まないと、ホント精神的にしんどいですよ。

伯爵の「生死観」が、物凄く理解出来て、
作中の関口氏じゃないけど、『同調』してしまい、
終盤では、半ば壊れながら読みました。
躁鬱持ちとしては、一気に読めてなければ、とても正気を保てたとは思えません。
それだけに、逆に、そこからの『憑き物落とし』は、本当に素晴らしかったです。
怪異が紐解かれ、世界のずれが解れていき、
エピローグまで読み終わって、ようやくこちらの憑き物も落ちた感じでした。

(´・ω・ω・`)ここまで。


ってか、「陰摩羅鬼(おんもらき)」が変換一発で出てきたのが驚きだよ。




あ、いやぁ、
↑は、別に本題じゃなくて、さ。
まぁ、こうやってまた、どんよりと読書に耽っていたのですが、
これで、家にある「すぐに読みたい本」が片付いたので、
明日からは本腰を入れて制作活動に勤しもうと思います。
手始めに、カリグラフィーからやるぜぇ!
久しぶりだから腕も鈍ってるかもだけど、
たとえ下手でも、フォントに起こせるのを最低一枚は書き上げる!