東方?

別に東方の話題じゃないですけど、神主のブログ見てたら思いついた話。
っていっても、数日前のブログを。


漣ちゃんは、いみじくも日本国の最高学府(一応)の、それも自然科学探求の徒でありながら、
重度のオカルト好きで、妖怪とか幽霊とか、そういった非科学的なモノに目がありません。
と、言っても、「未知(未証明)性」もしくは「文化」としてのソレに主に興味があるので、
小説なんかでダイレクトに登場されるとポカーンしちゃうんですが。


まぁ、さておき、そんなこんなで、ワリと懐疑的な立場からそういうモノが好きなのですが、
経験則的に、「ひょっとしたら…」と思わせられることがあります。
それが、「九十九神」。
付喪神」とも書く、ようするに歳経た器物が化けるってアレですね。


私、だいぶ昔から一つの腕時計を使い続けているのですが、
安物(2kYen)だったこともあって、もう大分ガタが来てるんです。
で、以前、使っているのを引退させ、新しいのを買ったら、
新しいのを買った数時間後に、使っていたのが止まりました。
その時は「あー、ギリギリだったんだなぁ」と感じたのですが、
その後、どうしても新しいほうが腕に馴染まなくって、その前のを復活させようとしました。
でも、そういえば動かなくなってたんだっけなぁ、と思っていたら、
動いていた。
その数時間前までは、確か止まっていたと思ったのですが……


そんなこんなで、使い続けている器物には、何らかの意思のようなモノが宿るのかもしれません。
しかし、アレは一体どうしたのだろう。
拗ねたのか。
もしくは、大人しく身を引こうとしたのか。
今となっては知る由もありませんが、その腕時計はいまだに私の腕にあります。