ネズ公

今日、ネズ公の解剖をやりました。


((((;´・ω・`))))


実習室に入ると、机の上にケージと、その中にマウスが4匹ずつ。
実験用とはいえ、何だか普通に可愛らしく、見てると和みます。
解剖やるって事前に知っていなければ、感情引入必至です。


おいらの解剖したネズ公はおデブさんで、脂肪だらけで何が何だか分かりにくかったです。
ああ、こういうのを世間では「ピザ」っていうんだなー。と。


パカっとお腹を開かれたネズ公は、教科書に載ってるような解剖図よりも、むしろグロ画像に近い感じでした。
内臓入り乱れまくり。
ごめんよ、ヘタで。(´;ω;`)
腎臓と心臓裂いて血まみれにしちゃうくらいヘタでごめんよ。(´;ω;`)


おいらの相棒さんは、いたってノーマルな人なので助かりましたが、
別の班では、少林寺男が白衣着たまま暴れ、
マッドサイエンティスト風が展開ネズ公を写メで撮ってました。
正気か、おめーら。


マッド風のケータイの画面の中でネズ公は、グロ画像そのものでした。
哀れ。


それにしても、ナマモノを解剖しているだけあって、正直気持ちが悪いです。
見た目もさることながら、臭いが…(´;ω;`)
発酵してんなー。って感じの異臭が、時間経過と共に周囲に立ち込めます。


そして何よりも、解剖が始まった途端に、
何の感情も込めずにハサミを振るえる自分が気持ち悪い(´;ω;`)
あ、邪魔だなー。で簡単に肋骨を切り取る自分が……


観察も終わり、ネズ公を先生が回収したのですが、
回収先のビニール袋に、20cmはあろうかという巨大なネズ公がいらっしゃいました。
もちろん、開かれてるみたいでしたが。
おいらが「でけぇ…」と言うと、先生は「1kgぐらいある、ネコ並みなのもいる」と言いまして、
おいらが「ウチのネコは7kgありますよ」と言うと、
先生は「そりゃぁ化け猫だ」と言いました。
いや、1kgマウスの方がバケモノじみてるって。


その後、帰宅したのですが、解剖なんぞした直後に肉類なんか食べたくないので、
セーブオンでヤキソバを買って食べました。


しかし、いざソースを絡めた時点で、余計なことに、おいらの脳が数時間前の光景を克明に思い出しました。
そして、「ヤキソバって、腸に似てるなぁ……」
……((((;´・ω・`))))


でも、美味しかったので、ちゃんと食べられました。
結局のところ、気持ち悪い気持ち悪いとか思いつつも、
臭いさえなければ何ともないんだなー。と。


生物科なんだから、コレくらいズ太い方が得だとは思うのですが、
自分には、人間として必要な何かが微妙に欠けてるような気も…(´・ω・`)